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J-GLOBAL ID:201502221139511235   整理番号:15A0798671

ルーマニア北西部のブドウ畑の土壌-ブドウ-ワイン系における微量要素,多量要素および重金属の垂直分布および分析

Vertical distribution and analysis of micro-, macroelements and heavy metals in the system soil-grapevine-wine in vineyard from North-West Romania
著者 (4件):
資料名:
巻:号: Apr  ページ: 9:19 (WEB ONLY)  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: U7034A  ISSN: 1752-153X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:土壌-ブドウ-ぶどう酒系における微量要素,多量要素および重金属の決定は,ぶどう酒産業,ブドウおよびぶどう酒の品質,更に消費者の健康において,非常に重要である。種々の深さの土壌,更にブドウ(葉および茎)中の10の元素(Na,Ca,Mg,Fe,Cu,Zn,Pb,Cd,Ni,Co)の定量分析を行った。ブドウジュースおよびぶどう酒において,ルーマニア北西部のTurulungブドウ畑にある,3種の栽培種Feteasca alba,Feteasca regalaおよびRiesling italianのCu,Zn,Pb,NiおよびCd濃度を分析した。フレーム原子吸光分析法(FAAS)を用いて,元素をすべて検出した。結果:Cu濃度(x=479.64mg/kg)のみ,承認最大限界(20mg/kg)よりも高い値であった。ブドウ栽培種気部の微量要素,多量要素および重金属の濃度は,葉および茎中で,Ca>Na>Mg>Fe>Cu>Zn>Ni>Pb>Co>Cdの順であった。ブドウのマストと比較して,ぶどう酒中ではCu,Pb,NiおよびZnの濃度レベルが減少し,発酵中に酵母および搾り滓とともに,沈降によって除去することが可能な不溶性成分が形成する可能性があった。Cdは,検出限界以下であった。ルーマニアぶどう酒中で検出された重金属は,ぶどう酒およびブドウ国際組織(O.I.V.)の推奨健康限界未満であった。結論:土壌では,検討した全元素は,Cu濃度が高かったこと以外は,承認最大限界以下であった。得られたこの高い値は,ブドウ畑の種々のCu処理の影響であり得た。茎および葉では,Cu,Zn,Pb,Cd,Niの濃度レベルは,ブドウジュース(マスト)およびぶどう酒中よりも高かった。逆に,ミクロなぶどう酒醸造工程(研究室)によって得られたぶどう酒の金属蓄積は,マストよりも低かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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土壌化学  ,  ぶどう酒 

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