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J-GLOBAL ID:201502221152394913   整理番号:15A0748972

長岡安平の公園設計書にみる着眼点の傾向と設計思想

Focuses and Design Concepts in Yasuhei Nagaoka’s Park Specifications
著者 (1件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 413-418  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文は,長岡安平の公園設計書にみる着眼点の傾向と設計思想について報告した。先ず,造園家長岡安平は,明治11(1878)年に東京府土木掛に奉じ,以降所属を転じながら全国の公園設計を手掛けたこと,長岡が設計にかかわった事業は187ケ所,そのうち公園は21都道府県におよぶ延べ70ケ所が確認できること等を報告した。次に,対象とする史料とその体式,設計方針の内容,設計の着眼点と意図を報告した。更に,着眼点の傾向,個別設計事項に含まれる意図,これまでの論評との比較と公園像を報告した。最後に,まとめとして,本論は,長岡安平の公園設計書6点を対象として長岡の公園設計についての詳細を取扱い,今回設計時期の違う公園設計書を比較しながら長岡の設計思想を検討したこと,本論で時期や来歴の異なった6箇所の公園設計書を取り上げ比較したことはより横断的で具体的な検証を可能とし,長岡安平の公園設計思想について,利用者本位の姿勢を第一とし,このためには過度に人工的,形式的ではない手法による天然の状態の改変もあったという新たな評価を加えることができたこと等を報告した。
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分類 (2件):
分類
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公園,造園,緑化  ,  景観 
引用文献 (25件):
  • 1) 浦﨑真一(2014a):長岡安平の官歴を中心とした経歴区分による設計業績の変遷について:ランドスケープ研究77(5),407-412
  • 2) 同書,409-410
  • 3) 井下清(1926):祖庭 長岡安平翁造庭遺稿:文化生活研究会
  • 4) 赤坂信(2000):井下清による史蹟名勝天然記念物保存事業に対する批判とその論拠:ランドスケープ研究63(5),385-388
  • 5) 市川秀和(2003):足羽山公園と西山公園にみる場所の政治学-福井県における近代公共空間の形成に関する考察(1)-:日本建築学会北陸支部研究報告集46,407-410
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