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J-GLOBAL ID：201502221158922831   整理番号：15A1230422

硫酸塩環境中のHVOF溶射CoNiCrAlYSiの高温腐食

Hot corrosion behavior of HVOF-sprayed CoNiCrAlYSi coatings in a sulphate environment

著者 (4件)： YUAN Kang (Dep. of Management and Engineering, Linkoping Univ., SE-58183 Linkoping, SWE) ,  LIN Peng Ru (Dep. of Management and Engineering, Linkoping Univ., SE-58183 Linkoping, SWE) ,  LI Xin-Hai (Siemens Industrial Turbomachinery AB, SE-61283 Finspang, SWE) ,  JOHANSSON Sten (Dep. of Management and Engineering, Linkoping Univ., SE-58183 Linkoping, SWE)
資料名： Vacuum  (Vacuum)
巻： 122  号： PA  ページ： 47-53  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： E0347A  ISSN： 0042-207X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HVOF溶射CoNiCrAlYSi被覆を,硫酸ナトリウムカリウムを含む高温腐食環境中,900°Cで試験した。HVOF溶射によって,典型的なスプラットオンスプラット構造が生じた。高温腐食試験後の結果は,腐食が被覆表面とスプラット境界で優先的に起きることを示す。スプラット境界に沿った酸化によって,スプラットを下地の被覆マトリックスから分離できる。これら分離したスプラット,あるいは被覆部分では,Alの内部酸化,窒化が起こり,続いてAlが欠損した被覆フラグメントが次に酸化してスピネルになる。悪いスプラット境界品質(すなわち,高い多孔質性とスプラット間酸化物の),あるいは悪い被覆表面品質(すなわち,より小さい被覆フラグメント,従ってより界面がある)を持つ被覆では,スプラットの腐食,あるいは被覆フラグメントが原因となってこれら被覆上に多数の腐食が起きた箇所が観測された。結果は,多孔質性と表面形態を含む溶射したままの被覆の品質は被覆の高温腐食抵抗にとって重要であることを示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 火炎溶射 ,  *高温腐食 ,  ニッケル含有合金 ,  *コバルト合金 ,  クロム含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  イットリウム添加合金 ,  ケイ素添加合金 ,  硫酸 ,  内部酸化 ,  窒化 ,  多孔質体 ,  被覆 ,  モルフォロジー ,  表面構造
準シソーラス用語： *HVOF溶射 ,  表面形態

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 硫酸塩 ,  環境 ,  HVOF溶射 ,  高温腐食