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J-GLOBAL ID:201502221165380173   整理番号:15A1356861

イヌでのケタミンのN-脱メチル化に対するメデトミジンとその活性なエナンチオマーのデキスメデトミジンのエナンチオ選択的キャピラリー電気泳動を利用してin vitroで決定される影響

Effects of medetomidine and its active enantiomer dexmedetomidine on N-demethylation of ketamine in canines determined in vitro using enantioselective capillary electrophoresis
著者 (3件):
資料名:
巻: 36  号: 21-22  ページ: 2703-2712  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: A0626B  ISSN: 0173-0835  CODEN: ELCTDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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シトクロムP450は,鎮痛剤・麻酔剤であるケタミン,及び鎮静作用と鎮痛作用剤として利用されるα2-β2受容体作動薬メデトミジンの両方の代謝の触媒作用する。ラセミ体のメデトミジン,又はその活性エナンチオマーのデキスメデトミジンは,ラセミ体のケタミン,又はS-ケタミンとヒトと動物によく共投与されるので,薬剤-薬剤相互作用が起こりやすく,特徴付ける必要がある。(1)イヌCYP3A12によって仲介されるケタミンのN-脱メチル化の速度論の検討,(2)ケタミンとイヌ肝ミクロソーム(CLM),イヌCYP3A12,ヒト肝ミクロソーム(HLM),及びヒトCYP3A4との共インキュベーションの過程で,ラセミ体のメデトミジンとデキスメデトミジンの間で生じる相互作用のin vitroでの分析にエナンチオ選択的CEをキラルセレクターとしての高度硫酸化γ-シクロデキストリンと共に利用した。ケタミンの単一エナンチオマーに対して,ミカエリス・メンテン速度を決定し,ラセミ体のケタミンに対して,阻害速度を決定した。ラセミ体のメデトミジンとデキスメデトミジンは,調べたイヌ酵素系中でN-脱メチル化反応の阻害を示した。ラセミ体のメデトミジンは,CLMに対する強力な阻害剤であった。デキスメデトミジンの阻害は,CLMとCYP3A12の場合でケタミンのS-エナンチオマーよりもS-エナンチオマーに対して強いが,CYP3A4の場合で立体選択性は,観察されない。CYP3A4の場合,低濃度のデクスメデトミジンで誘導期が観察されるが,CYP3A12,CLM,及びHLMの場合,観察されない。これらの結果を踏まえ,S-ケタミンとデキスメデトミジンの併用が,イヌでの最良の選択肢である。キラルセレクターとしての高度硫酸化γ-シクロデキストリンを利用するエナンチオ選択的CE試験は,代謝経路の阻害パラメーターと代謝速度の決定のための有効な手段である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  動物用医薬品  ,  薬物の相互作用  ,  全身麻酔薬の基礎研究 
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