文献

J-GLOBAL ID：201502221165559157   整理番号：15A1332367

免疫磁気的なフローシステムを用いた細胞および分子腫瘍マーカーの同時的な検出

Concurrent Detection of Cellular and Molecular Cancer Markers Using an Immunomagnetic Flow System

著者 (9件)： HUANG Wanfeng (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  CHANG Chun-Li (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  CHAN Bin-Da (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  JALAL Shadia I. (Indiana Univ. School of Medicine, Indiana, USA) ,  JALAL Shadia I. (Indiana Univ. Simon Cancer Center, Indiana, USA) ,  MATEI Daniela E. (Indiana Univ. School of Medicine, Indiana, USA) ,  MATEI Daniela E. (Indiana Univ. Simon Cancer Center, Indiana, USA) ,  LOW Philip S. (Purdue Univ., Indiana, USA) ,  SAVRAN Cagri A. (Purdue Univ., Indiana, USA)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 20  ページ： 10205-10212  発行年： 2015年10月20日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 体液中の腫瘍マーカーを,迅速に検出できる方法の開発は重要である。著者らは,体液中の分子性および細胞性の腫瘍マーカーを同時的に検出する方法を開発した。本研究では,マーカーとして,蛋白質である葉酸受容体(FR),およびFRを細胞表面に発現しているFR+腫瘍細胞系統(KB)を用いた。まず,FRに対する抗体を磁気ビーズの表面に固定する。この磁気ビーズを分析する試料と混合すると,FRおよびKBがビーズに結合する。フローシステムと磁場により,磁気ビーズをマイクロフルイディックチャンバーに集め,それらをフルオレセインで標識した抗FR抗体で染色し,染色されたビーズを蛍光顕微鏡で観察する。実際にこの方法を用い,FRとKBを添加したヒト血液試料,および卵巣がん患者の腹水の分析を行い,この方法の有効性を確認した。

シソーラス用語： *粒状材 ,  *腫瘍マーカー ,  同時分析 ,  *フローインジェクション分析 ,  膜受容体 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  表面改質 ,  光学顕微鏡法 ,  腹水 ,  血液検査 ,  *マイクロフルイディクス ,  KB細胞 ,  葉酸受容体 ,  *イムノアッセイ ,  *マイクロ流体分析法 ,  蛍光顕微鏡法 ,  *磁性ビーズ ,  滲出液 ,  *バイオアッセイ
準シソーラス用語： *免疫学的試験 ,  *マイクロフルイディック分析技術 ,  蛍光顕微鏡観察 ,  *磁気ビーズ

分類 (2件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 免疫 ,  磁気 ,  フロー ,  細胞 ,  分子 ,  腫瘍マーカー