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J-GLOBAL ID:201502221192191811   整理番号:15A1004736

単一尾ペルフルオロ界面活性剤から生成した多面体脂肪酸ベシクル

Faceted fatty acid vesicles formed from single-tailed perfluorinated surfactants
著者 (7件):
資料名:
巻: 11  号: 36  ページ: 7143-7150  発行年: 2015年09月28日 
JST資料番号: W2327A  ISSN: 1744-683X  CODEN: SMOABF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2つの混合物,ペルフルオロノナン酸(PFNA)/NaOHとペルフルオロデカン酸(PFDA)/NaOHの凝集挙動とレオロジー特性を水溶液中で調べた。興味深いことに,pH応答性多面体脂肪酸ベシクルが両系で自発的に生成し,凍結開裂透過型電子顕微鏡(FF-TEM)測定により決定された。特に,pH増加に伴ない多面体ベシクルからL3相への相転移がPFNA/NaOH系で認められる一方,PFDA/NaOH系では認められなかった。示差走査熱量測定(DSC)と広角X線散乱(WAXS)測定では,多面体ベシクル二層が結晶配置にあることを確め,フッ化炭素鎖結晶化が生成の主駆動力であることを示した。加えて,多面体ペルフルオロ脂肪酸ベシクルの2つの系が興味深いレオロジー特性を示し,例えば,高粘弾性とずり減粘を示し,PFDA/NaOHベシクルの弾性係数(G′)と粘性係数(G′′)はPFNA/NaOHのものよりかなり大きかった。逆に,流体二層を含むL3相溶液は,粘弾性特性を示さなかった。それ故,ベシクル粘弾性特性はベシクルの高剛性(室温下)と濃密充填を有する結晶フッ化アルキル鎖から生じた。知る限りでは,単一尾ペルフルオロ界面活性剤から生成したこのような多面体脂肪酸ベシクルは滅多に報告されなかった。本研究では,多面体脂肪酸ベシクルを効果的に構成し生成機構を提案したが,脂肪酸ベシクルの基礎研究における大きな進歩である。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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有機化合物の薄膜  ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  ,  脂肪族・脂環式化合物の結晶構造  ,  固体の機械的性質一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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