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J-GLOBAL ID:201502221198875399   整理番号:15A0942972

パルス中性子透過画像によって観察する焼入れ棒鋼のVickers硬さとBraggエッジの拡がりとの間の関係

Relation between Vickers Hardness and Bragg-Edge Broadening in Quenched Steel Rods Observed by Pulsed Neutron Transmission Imaging
著者 (7件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 1147-1152 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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パルス中性子透過実験のスペクトルデータのBraggエッジの拡がり解析によって,2cm厚さの焼入れフェライト鋼サンプルのマルテンサイト相におけるミクロ的ひずみと結晶サイズに関連する結晶格子面間隔(d間隔)分布の幅を定量的に実空間にマップ化した。ミクロ的ひずみと結晶サイズ効果が無い同じサンプルのフェライトのデータから測定した計器解像パラメータをサンプル領域で変えないという条件で,またマルテンサイト領域におけるGauss関数に従ってd間隔を分布させたと想定して,解析を行った。その結果,サンプルの各位置でマルテンサイト中のGauss d間隔分布の半値全幅(FWHM)を抽出した。従って,間隔分布のFWHMの実間隔分布がマルテンサイトの量に一致するVickers硬さの実間隔と密接に関連することが判った。さらに,Vickers硬さがd間隔分布のFWHMに比例していた。結果は,Braggエッジ中性子透過法を用いてマルテンサイト中のVickers硬さを非破壊で測定することが可能であることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (10件):
  • 1) H. Sato, T. Kamiyama and Y. Kiyanagi: Mater. Trans. 52 (2011) 1294–1302.
  • 2) H. Sato, T. Kamiyama, K. Iwase, T. Ishigaki and Y. Kiyanagi: Nucl. Instrum. Methods A 651 (2011) 216–220.
  • 3) Y. Kiyanagi, H. Sato, T. Kamiyama and T. Shinohara: J. Phys. Conf. Ser. 340 (2012) 012010.
  • 4) H. Sato, T. Shinohara, R. Kiyanagi, K. Aizawa, M. Ooi, M. Harada, K. Oikawa, F. Maekawa, K. Iwase, T. Kamiyama and Y. Kiyanagi: Phys. Procedia 43 (2013) 186–195.
  • 5) R. Filippone, J. Root, P. Jacques and S. Yue: ISIJ Int. 42 (2002) 304–309.
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