抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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全国の国立大学は,今日まで大震災発生直後から被災地ならびに受援者に向けて,多様な支援活動を展開している。しかし,復興のために用意されたお金は十分に活用されることなく,被災地の復興は遅々として進まず,何よりも優先される受援者の住宅問題や安定雇用の創出,防災・除災に配慮した町づくりや交通基盤の充実への取り組みが遅延しているのはなぜだろうか。復興庁の「2013年度復興関連予算の執行状況」によれば,生活支援の執行率,災害復旧の執行率はともに50%以下である。その理由について,「遅れる復興」,「国立大学の取組の特徴」,「取組成果の活かし方」,「連携の必要性」,「現場は逃げない」の5項目を介して考えてみる。