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J-GLOBAL ID:201502221211256539   整理番号:15A1125223

プロテアーゼ阻害剤アタザナビルはH EK293細胞で発現したhERGK+チャンネルを遮断し,細胞膜へのhERG蛋白質輸送を妨げる【Powered by NICT】

The protease inhibitor atazanavir blocks hERG K+ channels expressed in HEK293 cells and obstructs hERG protein transport to cell membrane
著者 (4件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 454-462  発行年: 2015年 
JST資料番号: C0089D  ISSN: 1671-4083  CODEN: APSCG5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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アタザナビル(A TV)はAIDS患者の治療のためのHIV-1プロテアーゼ阻害剤,最近QT間隔とトルサード・ド・ポワント(TdP)の過剰延長を引き起こすことが報告されているものである。不整脈発生機序を明らかにするために,著者らはH EK293細胞で発現したhERG K~+チャンネルに対するA TVの影響を調べた。【方法】hERGK~+電流は,EGFP hERGプラスミドをトランスフェクトしたHEK293細胞における全細胞パッチクランプ記録を用いて検出した。hERG蛋白質の発現はウェスタンブロット法で測定した。二変異体(Y652AとF656C)であった各種薬剤の結合の原因であることをhERGK~+チャンネルの内部へリックス内のS6ドメインで構築した。hERG蛋白質の輸送は共焦点顕微鏡を用いて研究した。A TV(0.01-30 μmol/L)の【結果】適用は濃度依存的に5-0.7±1.8μmol/LのIC(50)hERGK~+電流を減少した。A TV(10 μmol/L)は,hERG K+電流の活性化と定常状態不活性化に影響しなかった。野生型hERG K~+チャンネルと比較して,両Y652AとF656C変異体はhERGK+電流に対するA TVの阻害を有意に低下させた。A TV(0.1-30 μmol/L)で一晩処理は,濃度に依存してWT hERG蛋白質を発現する細胞においてコア-グリコシル化135kDa hERG蛋白質に有意に影響することなく完全にグリコシル化された155kDa hERG蛋白質の量を減少させた。共焦点顕微鏡研究は,A TVによる一晩処理は細胞膜へのhERG蛋白質の輸送を妨げたことを確認した。【結論】A TVはS6ドメイン中の残基のY652およびY656への結合を介してhERGK+チャンネルを遮断する直接,細胞膜にhERG蛋白質の輸送を妨げた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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血管作用薬・降圧薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞膜の受容体 

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