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J-GLOBAL ID：201502221214635629   整理番号：15A0452622

緑膿菌のケトン含有ホモセリンラクトンのためのMALDI-MSベースの定量分析

MALDI-MS-Based Quantitative Analysis for Ketone Containing Homoserine Lactones in Pseudomonas aeruginosa

著者 (9件)： KIM Yoon-Woo (Soongsil Univ., Seoul, KOR) ,  SUNG Changmin (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Seulee (Soongsil Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Kyoung-Jin (Soongsil Univ., Seoul, KOR) ,  YANG Yung-Hun (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Byung-Gee (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Yoo Kyung (Korea Polar Res. Inst., Incheon, KOR) ,  RYU Hee Wook (Soongsil Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Yun-Gon (Soongsil Univ., Seoul, KOR)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 2  ページ： 858-863  発行年： 2015年01月20日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌の情報交換に関与するクオラムセンシング(QSMs)は細胞外分子を利用し,病原因子発現,バイオフィルム形成,細胞密度モニタリングなどの生物機能を調節する。グラム陰性菌が生産するクオラムセンシング分子であるN-アシルホモセリンラクトン(AHLs)は,抗菌物質の開発や細胞間情報交換に重要な二次代謝産物である。本論文で,Girard試薬T(GT)を用いることによりMALDI-MSにより3-オキソAHLを定量する方法を開発し,AHLsのケトン基での永久カチオン正荷電状態[M]⁺を生成した。緑膿菌培養上清からAHLsを酢酸エチルで抽出し,更なる精製及び脱塩操作なしにGTにより誘導体化した。この方法で,定量限界約2.5fモル,検出限界約0.5fモルで測定できた。

シソーラス用語： 定量分析 ,  *緑膿菌 ,  *ラクトン ,  *MALDI-MS ,  定量限界 ,  検出限界 ,  *誘導体化 ,  細胞情報伝達 ,  溶媒抽出
準シソーラス用語： クオラムセンシング ,  *ホモセリンラクトン

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 緑膿菌 ,  ケトン ,  ホモセリンラクトン ,  MALDI-MS ,  定量分析