抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熱応答性イオン液体(トリブチルヘキシルホスホニウム3-スルホプロピルメタクリラート,[P
4,4,4,6][MC3S])及びそのポリマ(ポリ-トリブチルヘキシルホスホニウム3-スルホプロピルメタクリラート,P[P
4,4,4,6][MC3S])の温度誘起相転移挙動を摂動相関移動窓(PCMW)及び二次元相関分光(2Dcos)を含めた,DSC,光学顕微鏡,温度可変
1H NMR,及び二次元分析法と組み合わせたFT-IRを用いて調べた。P[P
4,4,4,6][MC3S]において撥水的バックボーンから親水的スルホン酸塩に亘る水分子の分布勾配が存在することが見いだされた。共有結合によりリンクし,P[P
4,4,4,6][MC3S]は”ウニ様”構造を形成し,その安定度を改善でき,水の勾配分布を強めた。最後に,加熱の間の化学基移動の系列的順を説明するために2Dcosを用いた。[P
4,4,4,6][MC3S]及びP[P
4,4,4,6][MC3S]の双方はアニオン支配の相転移過程を経験することが結論された。さらに,相転移に対する駆動力は撥水性エステルカルボニルの脱水であることが示された。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST