抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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静電制御機構は,ラブオンチップ素子からセキュリティ応用のためのマイクロ流体センサまでの,広い現代工業プロセスを支えている。過去数十年間に,流体界面マニュニレーションの強烈なインパクトが,ポリマの自己組織,粘性媒体中のマイクロ加工および混合のようなコンテクストにおける静電駆動界面流の場を,貴重なものとした。本研究は,平面壁で囲まれた,非混合,粘性,誘電体多層成層流中の,静電誘導された界面不安定と続く非線形コヒーレント構造を調べる。本研究は,異なる非混合流体領域中での効率的な混合に対し,界面不安定が利用できることを,理論的に実証する。これは安定流を,それらの平衡状態からかけ離れて,静電的に駆動することにより実現されて,混合を生ずる時間振動と高度に非線形流を実現する。非線形電気流体的な不安定が,印加された背景速度場または素子部分を,より伝統的な混合プロトコルで動かす役割を果たす。最初に,単純であるが,効率的なオンオフ電圧プロトコルが調査され,またそれに続いて対称性を壊す電圧分布が検討され,また混合水準を大幅に高めることが示される。現実的な流体コンフィギュレーション(水および油)の,二次元および三次元流の両方が,Navier-Stokes方程式に基づく,直接数値シミュレーションを用いて計算される。このような数値研究は,完全非線形領域に入る流れの定量的研究を提供し,また二次元および三次元形状の,マイクロ流体素子混合応用のコンテクストにおける,最適化法の基礎を構成する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.