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J-GLOBAL ID:201502221227503195   整理番号:15A0374753

ZSM-5ゼオライトの種晶支援OSDAを用いない合成とプロパンの脱水素への応用

Seed-assisted OSDA-free synthesis of ZSM-5 zeolite and its application in dehydrogenation of propane
著者 (3件):
資料名:
巻: 65  ページ: 253-259  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: B0954A  ISSN: 0025-5408  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ZSM-5は,生来の酸性度と明確な細孔構造により,多くの産業に応用される最もよく知られたゼオライト類の一つである。それは,様々な合成パラメータを用いた一段階または多段階水熱法で合成される。ここで,再現性に加え合成時間の短縮に有効と考えられる経済的方法として,構造規定剤にTPABr-シリカライト-1の使用をベースにした種晶支援OSDA(有機構造規定剤)なしの合成方法を提案した。この二段階合成法は,シリカライト-1と命名した高シリカゼオライト中心核の周囲に付着,成長したゼオライト中心核を含む濃縮アルミニウムテンプレートのない前駆体ゲルを利用する。調製したZSM-5生成物を,XRD,SEM,FT-IR,EDX,元素マッピング,ICPおよびN2吸着-脱着を用いて特性評価した。結果は,得られた生成物が,完全に結晶化した純粋なMFI構造であることを裏付けた。担体として作製した材料の触媒挙動を,プロパンの脱水素反応(PDH)で評価した。流動状態におけるPtSnをベースにしたZSM-5触媒は,7時間後に89%以上の全オレフィン選択性で,約31%のプロパンを変換する一定水準の活性を維持した。種晶の合成に安価なテンプレート様TPABrを用いた核形成は,ZSM-5の大規模製造に有望な方法として浮上する可能性を秘めた効率的な方法と考えられる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
反応操作(単位反応)  ,  合成鉱物  ,  貴金属触媒  ,  不均一系触媒反応 

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