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J-GLOBAL ID：201502221242941809   整理番号：15A1149050

バイオマス資源のマッピングと北海道の潜在的な評価

Biomass Resource Mapping and Potential Evaluation in Hokkaido

著者 (2件)： FUKUDA Yoichiro (Graduate School of Environmental Sci., Hokkaido Univ.) ,  FUJII Masahiko (Fac. of Environmental Earth Sci., Hokkaido Univ.)
資料名： Journal of the Japan Institute of Energy  (Journal of the Japan Institute of Energy)
巻： 94  号： 9  ページ： 1057-1065 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F0217A  ISSN： 0916-8753  CODEN： JJIECE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスエネルギーの活用推進にあたっては,資源ポテンシャルおよび資源の分布とそのアクセス性を適切に把握することが重要である。本研究では,統計資料を元に種々のバイオマス資源の利用可能量を把握し,地理情報システム(GIS)を用いてそれらの空間的分布を推計し,約1kmメッシュの一様かつ高解像度の空間データベースとした。さらに,GISを用いて道路網データにもとづくネットワーク解析を地域毎に行った。これによって,地域毎の資源へのアクセス時間と資源ポテンシャルとの関係性が把握された。さらに,一定の条件を適用し,各種資源の輸送コストを推定した。一例として,富良野市における解析結果では,地域内の資源総量では間伐材等が大きなポテンシャルを有するものの,市役所位置を需要地点とした場合の検討では,アクセス時間20分以内の領域では穀物系農業廃棄物が優位性を持っており,また輸送コストの観点からは,穀物系農業廃棄物が全体を通して優位であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *生物エネルギー ,  *地理情報システム ,  輸送費 ,  *農業廃棄物 ,  北海道
準シソーラス用語： *GIS【地理】 ,  GIS解析 ,  アクセス時間 ,  ネットワーク解析 ,  *バイオマスエネルギー ,  マッピング法 ,  穀物類 ,  資源量評価 ,  潜在能力 ,  輸送コスト

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

引用文献 (55件)：

• 1) PCC, Summary for Policymakers, IPCC, p.26, 2014
• 2) Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries, National Plan for the Promotion of Biomass Utilization, (2010) (for Japanese)
• 3) Calvert, K., Renewable and Sustainable Energy Reviews, 15, 1117-1124 (2011)
• 4) Long, H.; Li, X.; Wang H.; Jia, J., Renewable and Sustainable Energy Reviews, 26, 344-352 (2013)
• 5) Yamamoto H.; Fukuda K.; Inoue T.; Yamaji K., J. Jpn. Inst. Energy, 86, 403-410 (2007)

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオマス資源 ,  マッピング ,  北海道 ,  評価