抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車のボンネット等,弾性支持された不均一な曲率を持つCFRP製積層偏平シェルにおいて,実際の支持方式に近似していると思われる弾性支持状態を仮定して,振動解析を行った。自動車のボンネットの取付方法の一つである,前部が開くアリゲータタイプのボンネットでは,リア部(フロントウィンドシールド側)がヒンジにより枢支され,フロント部がストライカとフードロックとにより固定支持されており,フロント部とサイド部は,ゴムブッシュにより下方向の動きが抑えられている。このようなボンネットに関わる支持方式の振動解析の結果,支持するバネ定数が大きくなると,1次から4次までの振動数は,すべてが大きくなった。また,モード形に関しては,支持するバネ定数が大きくなると,全体的に最大変位点がサイド部にあったものが,徐々に中心方向に移動している。特に1次振動では,バネ定数が10
2以前において,X軸方向のモード形が表れ,それ以降では円形に変化し,この傾向が顕著に表れている.2次振動では,y軸方向に節線と2つの山(谷)が表れ,同様な傾向となっている,こと等が明らかになった。