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J-GLOBAL ID:201502221260487243   整理番号:15A0591962

現代と年代決定がされた過去のコイ,Gymnocypris przewalskiiの耳石マイクロ化学:青海湖水塊進化の意味

Otolith microchemistry of modern versus well-dated ancient naked carp Gymnocypris przewalskii: Implication for water evolution of Lake Qinghai
著者 (11件):
資料名:
巻: 105  ページ: 399-407  発行年: 2015年06月01日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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青海湖の水位と組成がこれまでどの様に変化し,将来的にどの様に変化するかについての議論がなされている。過去のコイの耳石マイクロ化学研究が小氷期(LIA)に青海湖から切り離された残存湖沼の化学を明らかにした。AMS-14Cと堆積物の光学励起による発光より測定された魚骨と耳石の年代間の緊密な相関は,680-300年前には青海湖の水位が高かったことをしめす。現代の耳石や水試料と比較した過去の耳石における対照的な組成は,残存湖沼が青海湖から切り離された後の蒸発,炭酸塩沈殿,微生物活動,流入淡水の制限により,18O,Mg,Li,B,Baに富み,13Cの欠乏した水質であったことを示す。長期間にわたる淡水流入が存在すれば,回復傾向が生じたであろう。湖水が炭酸塩に対して過飽和であり,炭酸塩沈殿が低く抑えられていたため,しかし,過去と現代の耳石に記録されている様に,湖水のSr/Ca比を一定に保持していたことは重要な点である。現代と過去の生物起源炭酸塩の地球化学的記録より,陸水水塊の長期的な水文気候学的進化を概観できる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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水圏・生物圏の地球化学  ,  生態系  ,  第四紀 

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