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J-GLOBAL ID：201502221268120684   整理番号：15A1206599

痕跡レベルでのアンモニア検出に供するポリアニリン-多層カーボンナノチューブ(PANI/MWCNTs)ナノ複合材料を基礎とした高感度,室温動作ガスセンサ

Highly sensitive, room temperature gas sensor based on polyaniline-multiwalled carbon nanotubes (PANI/MWCNTs) nanocomposite for trace-level ammonia detection

著者 (3件)： ABDULLA Sukhananazerin (Nanosensor Lab., PSG Inst. of Advanced Studies, Coimbatore 641004, IND) ,  MATHEW Thalakkotur Lazar (Nanosensor Lab., PSG Inst. of Advanced Studies, Coimbatore 641004, IND) ,  PULLITHADATHIL Biji (Nanosensor Lab., PSG Inst. of Advanced Studies, Coimbatore 641004, IND)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 221  ページ： 1523-1534  発行年： 2015年12月31日 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 痕跡レベルのアンモニア(NH₃)ガス検出に供する,ポリアニリン機能化多層カーボンナノチューブ(PANI/MWCNTs)ベースのナノ複合材料の優れたガスセンサ特性を報告する。PANI/MWCNTsナノ複合材料を,カルボキシル化多層カーボンナノチューブ(C-MWCNTs)とアニリンモノマのその場化学酸化重合により合成した。調製された材料を構造的に,紫外-可視分光,FT-IR,ラマン分光,X線光電子分光(XPS),高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM)により解析した。MWCNTsの外側に7nm厚の均一なPANI層を形成した。痕跡レベル濃度(2~10ppm)のアンモニアガスに暴露してC-MWCNTsとPANI/MWCNTsナノ複合材料のガスセンサ特性を環境条件下で解析し,それらの性能を比較した。PANI/MWCNTsナノ複合材料ベースのセンサは,C-MWCNTsと比較して,アンモニアガスに対する良好な再現性をもって,優れたセンサ応答と応答/回復特性をしめす。PANI/MWCNTsナノ複合材料ベースセンサの応答と回復時間を,アンモニアガスに対して数秒(6秒)のオーダーに改善した。このセンサは,各種の応用に対して痕跡レベルでのアンモニアガスをモニタリングするセンサとして有効である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： アンモニア ,  *ガス分析計 ,  *ポリアニリン ,  多層カーボンナノチューブ ,  *ナノ複合材料 ,  *ガスセンサ ,  酸化重合 ,  高分子薄膜 ,  薄膜抵抗器 ,  *カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： *アンモニアガス分析計

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

タイトルに関連する用語 (9件)： 痕跡 ,  アンモニア ,  ポリアニリン ,  多層カーボンナノチューブ ,  ナノ複合材料 ,  基礎 ,  高感度 ,  室温 ,  ガスセンサ