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J-GLOBAL ID：201502221274819754   整理番号：15A1233093

C-C法を用いた工事騒音モニタリングシステムの開発とその適用

著者 (2件)： 池上雅之 (大林組 技研) ,  羽入敏樹 (日本大学短大)
資料名： 騒音制御  (Journal of INCE/J)
巻： 39  号： 5  ページ： 144-148  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： Y0804A  ISSN： 0386-8761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 工事騒音のモニタリングにおける課題を示し,その解決を目指して開発した工事騒音モニタリングシステムの概要を紹介する。このシステムでは,複数の指向性マイクを用いてインテンシティを計測するC-C法を用い,敷地外騒音を除外して敷地内騒音のみを対象とした管理を可能にし,求めた到来音の方向判別マーカーをビデオに重ね合わせて表示して管理目標値超過時の騒音源の特定を可能にしている。本報では,手法の詳細とこれに基づいて開発した工事騒音モニタリングシステムの概要と,実証実験等について述べた。実証実験の結果,実験室よりも音場が複雑な工事現場でも機能することが確認でき,周辺環境を含めた工事現場の音環境改善に役立つことが分った。

シソーラス用語： *建設工事 ,  *機械騒音 ,  *環境モニタリング ,  マイクロホン ,  *予測技法 ,  方向 ,  環境騒音 ,  分離 ,  除去 ,  騒音源 ,  数値解析 ,  屋内試験 ,  実証実験
準シソーラス用語： C-C法

分類 (1件)： 建設騒音・振動  (RA07120T)

引用文献 (3件)：

• 羽入敏樹,星和磨:カーディオイドマイクによる音響エネルギおよびインテンシティ測定法,日本音響学会講演論文集,pp.1149-1152 (2008.9).
• 稲毛大輔,星和磨,羽入敏樹,関口克明:複数のカーディオイドマイクを組み合わせた複数音源および移動音源の方向検出方法,建築学会大会学術講演梗概集, D-1分冊, pp.37-38 (2006.6).
• 日本建築学会編:建築と環境のサウンドライブラリ(技報堂出版,東京都,2004) (加工して利用).

タイトルに関連する用語 (3件)： 工事 ,  騒音モニタリング ,  開発