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J-GLOBAL ID:201502221277838384   整理番号:15A0620423

MgO-SnO2-TiO2材料の作製とNa3AlF6-AlF3-K3AlF6浴中での腐食

Preparation of MgO-SnO2-TiO2 Materials and Their Corrosion in Na3AlF6-AlF3-K3AlF6 Bath
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 1125-1132  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0411B  ISSN: 1073-5615  CODEN: MTTBCR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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現在Si<sub>3</sub>N<sub>4</sub>結合SiC耐火物を使用して構築されているアルミニウム採取のためのHall-Heroult電解槽のいわゆる棚フリー側壁の設計には新しいタイプの耐火材料の開発が必要である。本研究では,出発物質として溶融マグネシア,二酸化スズ,及びアナターゼ粉末を用いて,側壁の有力な候補であるMgO系材料を調製した。MgO-SnO<sub>2</sub>-TiO<sub>2</sub>材料の反応焼結処理をX線回折,走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて調査した。すべての試料は,電解浴への耐食性を評価するためにNa<sub>3</sub>AlF<sub>6</sub>-AlF<sub>3</sub>-K<sub>3</sub>AlF<sub>6</sub>浴で腐食した。結果は,MgO-SnO<sub>2</sub>-TiO<sub>2</sub>系の反応焼結は1373K~1873K(1100°C~1600°C)範囲内において生じることを示した。初めに,MgOは1373K(1100°C)以上にてTiO<sub>2</sub>とSnO<sub>2</sub>と個々に反応してMg<sub>2</sub>TiO<sub>4</sub>とMg<sub>2</sub>SnO<sub>4</sub>を形成し,次に,1373K(1100°C)以上の温度でMg<sub>2</sub>Ti<sub>x</sub>Sn<sub>1-x</sub>O<sub>4</sub>複合スピネルを形成するように反応した。調整したすべての試料は,複合スピネルとペリクレース相から構成されていた。SnO<sub>2</sub>添加を2から10重量%に増加させると,MgOマトリックス中に均一に分散した複合スピネルを形成させ,試料の高密度化を向上させたが,SnO<sub>2</sub>量を10%以上添加すると,複合スピネルの大きな体積膨張及び凝集により,試料の密度は減少した。MgO-SnO<sub>2</sub>-TiO<sub>2</sub>耐火物は,高い密度と試料中の複合スピネルの形成により,溶融電解浴に優れた耐食性を発揮する。SnO<sub>2</sub>添加の増加に伴い,化学的により安定な複合スピネルを形成させ,その耐食性を徐々に増加させた。Copyright 2015 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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炉,製造装置  ,  耐火物  ,  電解装置 
タイトルに関連する用語 (5件):
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