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J-GLOBAL ID：201502221290702344   整理番号：15A0780338

わが国の食品ロス・廃棄の現状と対策 第3回 食品リサイクル法の施行状況

著者 (3件)： 石川雅紀 (神戸大 大学院経済学研究科) ,  小島理沙 (神戸大) ,  小島理沙 (ごみじゃぱん)
資料名： 食品と容器  (Food and Packaging)
巻： 56  号： 7  ページ： 420-426  発行年： 2015年07月01日 
JST資料番号： F0122A  ISSN： 0911-2278  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2013年に見直しの行われた食品リサイクル法について述べる。本法の目的,範囲について解説したのち,現状での食品廃棄物が事業系,家庭系合わせて1700万t,家庭系廃棄物の再生利用の低さを説く。食品リサイクルの実績として,2013年の諸分量は2008年度比63%で,発生量は減少し,再生利用量は増え,本法は一定の効果を上げている。食品製造業で再生利用率が高く,用途は飼料化,次いで肥料化が大きい。登録再生利用事業者に認められる法的な優遇と食品リサイクルループ制度について説明を付している。

シソーラス用語： *法規 ,  廃棄物 ,  リサイクル ,  *食品工業 ,  肥料 ,  *資源再生 ,  *産業廃棄物 ,  *食品廃棄物
準シソーラス用語： *再資源化 ,  飼料化 ,  食品リサイクル ,  *食品リサイクル法 ,  食品製造業 ,  肥料化

分類 (2件)： 食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品の検査・取締り  (FJ01054G)

引用文献 (5件)：

• FAO 2011: 世界の食料ロスと食料廃棄, Global FoodLosses and Food Wastes (FAO 2011)の日本語翻訳版,日本語版は(社)国際農林業協働協会(JAICAF)2011
• FAO 2014: 世界の食糧不安の現状 2014年報告, The State of Food Insecurity in the World 2014 (FAO 2014)の日本語版,日本語版は(社)国際農林業協働協会 (JAICAF)2014
• 石川雅紀・小島理沙;食品廃棄物等の循環利用と発生抑制と課題:食品リサイクル法を巡って,国民経済雑誌,207(6),2013
• 石川雅紀・小島理沙:食品リサイクルループの持続可性に関する要因分析, 国民経済雑誌, 211(5)2015
• 長野麻子;日本のもったいない事情,食品と容器,56(6),2015

タイトルに関連する用語 (6件)： 食品ロス ,  廃棄 ,  現状 ,  対策 ,  食品リサイクル法 ,  状況