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J-GLOBAL ID:201502221295615899   整理番号:15A0639030

ケニア・西トゥルカナのロメクウィ3遺跡から出土した330万年前の石器

3.3-million-year-old stone tools from Lomekwi 3, West Turkana, Kenya
著者 (40件):
資料名:
巻: 521  号: 7552  ページ: 310-315  発行年: 2015年05月21日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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人類進化研究の分野では,最初の石器を製作したのはヒト属(Homo)であり,この技術の発達は気候変動やサバンナ草原の拡大と直接関係していたと長らく考えられてきた。しかし西トゥルカナ(ケニア)で行われた新しい実地調査で,それよりはるかに古いヒト族(Hominini)の技術的行動を示す証拠が見つかった。今回我々は,330万年前の考古学的遺跡であるロメクウィ3遺跡の発見について報告する。この遺跡では,森林古環境の鮮新世ヒト族化石と時空間的に関連するin situの石製人工物が出土する。ロメクウィ3遺跡の石器製作者は,石の破壊特性に対する理解が発達途上にあり,石核の剥片剥離と連打作業を組み合わせていた。環境の変化,ヒト族の進化および技術の起源を収束させるためのモデルにロメクウィ3石器群が意味を持つことを踏まえ,我々はその名称として「ロメクウィアン(Lomekwian)」を提案する。これはオルドワン石器群に70万年先行し,既知の考古学的記録に新たな起点を加えるものである。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (1件):
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人類学 
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