文献

J-GLOBAL ID：201502221309160793   整理番号：15A1075046

エフェクタ生物学のレンズを通して相利共生の植物-菌類相互作用を再考する

Reconsidering mutualistic plant-fungal interactions through the lens of effector biology

著者 (2件)： PLETT Jonathan M (Hawkesbury Inst. for the Environment, Univ. of Western Sydney, Richmond, NSW 2753, AUS) ,  MARTIN Francis (INRA, UMR 1136 INRA-University of Lorraine, Interactions Arbres/Microorganismes, Lab. of Excellence ARBRE ...)
資料名： Current Opinion in Plant Biology  (Current Opinion in Plant Biology)
巻： 26  ページ： 45-50  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： A1120A  ISSN： 1369-5266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 相利共生の菌根性植物-菌類相互作用は,地上の植物生命の進化を形づくった。これらの密接な関係において,菌類の菌糸は,植物組織の中で観血的に成長する。この侵襲にもかかわらず,これらの菌根菌は,撃退されずこれらの関係性が定着する方法を理解する努力において相利共生の菌類とそれらの宿主植物の間で交換される信号に集中する多くの研究に導いた。本レビューにおいて,著者らは,共生:エフェクタ蛋白質における相利共生の菌類によって使用される信号の1つの形式に焦点をあわせた。これらの小さい分泌蛋白質は,共生が好ましいように,寄主植物の生理学的状態を変質させるためにさまざまな有益な菌類によって使用されると最近わかった。著者らは,これらの新規蛋白質の役割が,「相利共生」生活様式が菌類において進化した方法の展望をどのように変えたかについて論じた。それらの寄主植物によって有益なものとして知覚されるよりはむしろ,「有益である」ように現在見られるこれらの微生物は,病原性微生物に独特であると思われる元々のメカニズムで実はそれらの寄主植物の防御を克服している可能性があった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エフェクタ ,  *生物学 ,  共生 ,  *植物 ,  *菌類 ,  *相互作用 ,  宿主 ,  土壌菌類 ,  菌糸 ,  タンパク質 ,  微生物
準シソーラス用語： *相利共生 ,  宿主植物 ,  菌根菌 ,  エフェクタ蛋白質 ,  寄主植物 ,  病原性微生物

分類 (3件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (7件)： エフェクタ ,  生物学 ,  レンズ ,  相利共生 ,  植物 ,  菌類 ,  相互作用