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J-GLOBAL ID:201502221318556497   整理番号:15A1164400

乳牛群のウシウイルス性下痢症ウイルスを制御するシナリオの疫学的及び経済的影響の評価

Evaluation of the epidemiological and economic consequences of control scenarios for bovine viral diarrhea virus in dairy herds
著者 (4件):
資料名:
巻: 98  号: 11  ページ: 7699-7716  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ウシウイルス性下痢症ウイルス(BVDV)は,重要な流行感染症である。確率的シミュレーションモデルは,制御シナリオが次の10年間で,オランダの乳牛群のBVDV制御の疫学的及び経済的影響を比較するため追加され開発された。モデルの疫学的部分で,牛群は感受性,感染,回復またはワクチン接種として分類できた。疫学的モジュールの出力は,経済モデルの入力として扱われた。ウシウイルス性下痢症に起因すると考えられた正味コストは,生産損失,診断コスト,及び自発的オランダBVDV制御プログラムに存在する持続感染牛の淘汰及びワクチン接種のコストからなった。持続感染の診断と淘汰を含み,BVDV状態とワクチン接種のモニタリング,及び現在ヨーロッパで行われているBVDV制御プログラムに由来した,4つの異なる制御シナリオがシミュレートされた。現在の状況とシミュレートされた各制御プログラムのコストと利益は,年間2%の減少を想定し評価された。モデルは,2014年に牛群のBVDV罹患率が平均18.0%と推定され,時間とともに罹患率が僅かに減少することを示した。出力は,実際の調査データと比較した場合,オランダの現在の状況に実際的であるよう思われた。ウシウイルス性下痢症に関連した真の年間平均コストは,酪農業で27.8百万ユーロと推定された。2つの制御シナリオは,研究期間中(2015から2025の間)のBVDV制御に有益であった。PI牛の追跡と淘汰とその後の状況のモニタリングが義務的な場合のシナリオで,コストに対する利益(B/C)率は1.5であった(各投資ユーロへの1.5ユーロの利益)。全ての牛群のBVDV状態が決定され,制御措置が義務になる前の自発的措置が続くシナリオで,B/C率は1.1であった。非乳牛群も同様に制御プログラムに参加したと仮定した場合。シナリオにB/C率はより高い可能性が含まれた。モデルは,オランダの現在の状況に対しBVDV罹患率とコストの自発的及び義務的な制御シナリオの影響を比較する機会を提供した。モデルは,BVDV制御プログラムに関し政策立案者の決定のサポートに使用された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  ウイルスによる動物の伝染病  ,  動物の衛生  ,  農業経済,農業経営 

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