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J-GLOBAL ID：201502221356797774   整理番号：15A0705939

微量揮発性有機化合物の時間と空間変動性

Temporal and spatial variability of trace volatile organic compounds in rainwater

著者 (7件)： MULLAUGH Katherine M. (Dep. of Chemistry & Biochemistry, Univ. of North Carolina Wilmington, Wilmington, NC, USA) ,  HAMILTON Joanna M. (Dep. of Chemistry & Biochemistry, Univ. of North Carolina Wilmington, Wilmington, NC, USA) ,  AVERY G. Brooks (Dep. of Chemistry & Biochemistry, Univ. of North Carolina Wilmington, Wilmington, NC, USA) ,  FELIX J. David (Dep. of Chemistry & Biochemistry, Univ. of North Carolina Wilmington, Wilmington, NC, USA) ,  MEAD Ralph N. (Dep. of Chemistry & Biochemistry, Univ. of North Carolina Wilmington, Wilmington, NC, USA) ,  WILLEY Joan D. (Dep. of Chemistry & Biochemistry, Univ. of North Carolina Wilmington, Wilmington, NC, USA) ,  KIEBER Robert J. (Dep. of Chemistry & Biochemistry, Univ. of North Carolina Wilmington, Wilmington, NC, USA)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 134  ページ： 203-209  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,初めて大気水中の微量VOCsの詳細な濃度分布を報告した。米国,NC,Wilmingtonにおいて,1年間,111の特異な降雨事象で分析物を検出し,定量した。ヘッドスペース固相マイクロ抽出を最適化して,サブナノモルレベルのこれら化合物を検出した。化合物の発生と濃度両方の明確な季節性を,放射照度の低い冬の月の間に生じた最小の豊富さと共に観測した。この地域で調べた他の雨水成分と対比して,VOCsは,降雨量と濃度との間に,どんな相関も示さなかった。成長季節に陸生事象で観測した高濃度のメチルフランの空気-質量後方流跡線に関して明確な空間変動があった。空気-質量後方流跡線はまた,海洋流入の可能性の証拠がある雨水中のCCl₄濃度に影響した。しかし,降雨で観測したBTEXの濃度に対する空気-質量後方流跡線の明確な影響はなく,豪雨起源は,降雨中のこれら分析物の濃縮を推進する制御因子ではないことを示した。しかし,BTEX族のメンバは,気相BTEXの文献で報告された比率と密接に同調した比率で存在するそれぞれと有意に相関していた。類似の人間由来の起源のある地域からの利用可能な気相データとHenry定数を用いて計算した濃度は,Wilmington降雨で検出したVOCレベルと一致した。本研究の結果は,地域気相浄化が,降雨中のVOCsの主要な起源で,そして湿性沈降が大気からのVOCsの有効な除去機構(<0.1%)ではないことを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 大気汚染 ,  *大気汚染物質 ,  *揮発性有機化合物 ,  微量成分 ,  可変性 ,  経時変化 ,  ノースカロライナ州 ,  固相抽出 ,  定量分析 ,  冬 ,  季節 ,  流跡線 ,  酸素複素環化合物 ,  植物 ,  芳香族炭化水素 ,  Henry定数 ,  湿性沈降 ,  浄化 ,  濃度分布 ,  *降雨 ,  雨水 ,  脂肪族塩素化合物
準シソーラス用語： BTEX ,  Wilmington ,  フラン類 ,  ヘッドスペース固相マイクロ抽出 ,  空間変動性 ,  後方流跡線 ,  成長季 ,  大気浄化 ,  大気水象 ,  陸生植物

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (3件)： 2-メチルフラン ,  3-メチルフラン ,  四塩化炭素

タイトルに関連する用語 (2件)： 揮発性有機化合物 ,  空間変動性