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J-GLOBAL ID:201502221358870909   整理番号:15A0899749

リチウムサイトのナトリウムとの置換によりリチウムコバルトチタン酸塩の増強電気化学的特性

Enhanced electrochemical properties of lithium cobalt titanate via lithium-site substitution with sodium
著者 (6件):
資料名:
巻: 174  ページ: 1202-1215  発行年: 2015年08月20日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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NaドープLi2CoTi3O8は,アノードとしてのサイクル特性を向上させるためにLiサイトのNaの置換によって調製された。Naドーピングの際に,Naが,構造中のLiとCoと共有する四面体サイト(8c)をとることが,Rietveld法の結果から明らかになった。LiよりもNaの大きなイオン半径のために,構造におけるイオンの位置の増加した乱れ度が,Naドーピングによって誘導された。また,リチウムイオン拡散トンネルは,Naドーピング後に拡張された。Li1.90Na0.10CoTi3O8が,未処理Li2CoTi3O8や他のLi2-xNaxCoTi3O8材料よりも優れたサイクル特性と高い可逆容量が表示されていることを,定電流充電/放電試験で示した。Li1.90Na0.10CoTi3O8は,50サイクル後100mAg-1(0.14C)の電流密度で268.9mAhg-1の可逆容量を維持することが判明した。その結果,初期の充電容量の90.6%に相当した。1426mAg-1(2C)の高電流密度でのサイクルでも,Li1.90Na0.10CoTi3O8も,80サイクル後179.2mAhg-1の可逆容量を維持することができた。また,NaドープLi2CoTi3O8の可逆的な構造変化を,様々なin-situおよびex-situ観察によって示した。Li1.90Na0.10CoTi3O8は,再充電可能なリチウムイオン電池のための有望なアノード材料であることを,サイクリングとレート性能に有意な改善により示された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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二次電池  ,  電気化学反応  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 

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