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J-GLOBAL ID:201502221372530959   整理番号:15A1349987

中国中央部,Weiheグラーベン南東部におけるHuashan山及びWeinan黄土卓状地の北縁沿いの活断層と傾斜移動速度

Active faults and dip slip rates along the northern margins of the Huashan Mountain and Weinan loess tableland in the southeastern Weihe Graben, central China
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巻: 114  号: P1  ページ: 266-278  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Weiheグラーベン南東部には,Huashan山北縁沿いのHuashan piedmont断層(HPF)とWeinan黄土卓状地の北縁断層(NMF-WLT)という2つの活断層が発達する。HPFはWeiheグラーベンで最も活動的な断層で,1556ADのM8 1/4Guanzhong巨大地震によって世界中に知られている。これまでの研究に加えて,本研究による野外調査,AMS14C及びOSL年代測定から,以下の結果を得た:(i)HPFには断層の三角末端面,滝,河川扇状地の断層崖等の構造地形が発達するが,これらの地形はNMF-WLTでは認められない。(ii)HPFは完新世において,5920-7670Cal yr BP,2215±95-3105±105Cal yr BP,1556ADに3つの強い地震活動を経験しているが,NMF-WLTでは完新世(6865±80Cal yr BP)以降の地震は1度だけである。(iii)HPFの傾斜移動速度は更新世中期以降では約0.64mm/yr,完新世では約1.67-2.71mm/yrである。これに対して,NMF-WLTの傾斜移動速度は,更新世前期以降で約0.32-0.42mm/yr,更新世後期から完新世で約0.39-0.58mm/yrである。(iv)HPFにおける地震活動はNMF-WLTにおけるよりも強かった。;HPFは1556ADのM8 1/4Guanzhong巨大地震の引き金となった地震断層で,一方NMF-WLTはこのイベントの起震断層ではなかった。これらの結果からWeiheグラーベンの活構造の研究に新たな情報が得られた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 

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