文献

J-GLOBAL ID：201502221374169900   整理番号：15A1037456

グラフェン酸化物エアロゲルによる水からのメチレンブルーの除去:熱力学,動力学,平衡モデル

Removal of methylene blue from water by graphene oxide aerogel: thermodynamic, kinetic, and equilibrium modeling

著者 (2件)： ZAMANI S. (Materials and Energy Res. Center, Meshkindasht, Karaj, IRN) ,  TABRIZI N. Salman (Materials and Energy Res. Center, Meshkindasht, Karaj, IRN)
資料名： Research on Chemical Intermediates  (Research on Chemical Intermediates)
巻： 41  号： 10  ページ： 7945-7963  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： A0851B  ISSN： 0922-6168  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェン酸化物シートにおける多くの官能基の存在は,重金属や染料のような環境汚染物質の除去のための応用の可能性を提供する。さらに,マイクロメートル範囲における整列した空隙をもつ物質は,吸着部位の提供によって吸着力が向上させることができた。本稿では,自己集合法に誘導される氷晶分離によって調製されるグラフェン酸化物エアロゲル(GOA)の性能を,水溶液からのメチレンブルー除去における吸着について調査した。吸着剤はXRD,FTIR,TEM,SEM,EDX,BETによって,特徴付けられた。結果はGOAが,MB除去において非常に高い吸着能力を有していることを示した。GOAによるMB除去過程の平衡は,ラングミュア等温式によって十分に記述され,最大吸着能は416.6667mg g^-1であった。熱力学研究の結果は,吸着反応が自発的(ΔG°<0)であることを示唆し,吸熱性(ΔH°>0)とGOAにおけるMBの吸着熱力学が,偽二次モデルに最も一致していた。Copyright 2014 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *グラフェン ,  酸化物 ,  熱力学 ,  動力学 ,  モデル ,  平衡 ,  基 ,  重金属 ,  染料 ,  汚染物質 ,  *吸着 ,  *エアロゲル ,  X線回折 ,  FTIR分光法 ,  透過型電子顕微鏡 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  吸着等温式 ,  BET法 ,  浄水 ,  水質汚濁 ,  *スルホニウム ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： Langmuir等温式 ,  グラフェン酸化物 ,  官能基 ,  環境汚染物質 ,  平衡モデル

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

物質索引 (1件)： メチレンブルー

タイトルに関連する用語 (7件)： グラフェン酸化物 ,  エアロゲル ,  水 ,  メチレンブルー ,  熱力学 ,  動力学 ,  平衡モデル