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J-GLOBAL ID：201502221374797820   整理番号：15A0654227

ジュネーブ市中心におけるCO₂ベース地方エネルギーネットワークの性能と収益性の展望

Performance and profitability perspectives of a CO₂ based district energy network in Geneva’s City Centre

著者 (4件)： HENCHOZ Samuel (Industrial & Process Energy Systems (ex-LENI), Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Station 9, CH-1015 ...) ,  WEBER Celine (Amstein & Walthert Geneve SA, Rue du Grand-Pre 54-56, Case postale 76, CH-1211 Geneve 7, CHE) ,  MARECHAL Francois (Industrial & Process Energy Systems (ex-LENI), Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Station 9, CH-1015 ...) ,  FAVRAT Daniel (Energy Centre, Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Station 5, CH-1015 Lausanne, CHE)
資料名： Energy  (Energy)
巻： 85  ページ： 221-235  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： H0631A  ISSN： 0360-5442  CODEN： ENEYDS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 暖房と冷房サービスを同時に提供する新型の地方エネルギーネットワークを調べた。それは,蒸発潜熱の長所を利用して,ネットワークを通じた熱の貯蔵と伝達のために,CO₂を熱伝達流体として用いている。本研究の目的は,実際の市街地域に適用した場合のCO₂ネットワークの性能を求めることである。最初に,ジュネーブ市中心の一部について,様々な熱エネルギーサービスに対する要求を決定することに焦点を当てた。最初に,現在この地域で使われているエネルギー変換技術,すなわち,加熱油ボイラーと空冷圧縮チラーに対する最終エネルギー消費を計算した。ついで,ボイラーと空冷圧縮チラーの代わりにCO₂ネットワークが用いられること考察した,新しいエネルギー消費を計算した。考察した地域に対して,CO₂ネットワークの異形は,10,968MWhの電力の最終エネルギー消費をもたらす。それは,ボイラーとチラーの場合と比較して,84.4%の削減を示している。2つの場合の比較収益性分析も示した。分析は,投資,加熱油と電力,設備更新,運転コスト,維持コスト,エネルギーサービスの販売を考慮した。6%の金利,0.108E kW h^-1で配送される加熱冷却サービス価格,40年の寿命に対して,従来の技術は採算に達しないが,CO₂ネットワークは,現在の価値で6959万ユーロの利益を達成し,損益分岐点に5.5年の運転後に到達する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エネルギー ,  *ネットワーク ,  *指標 ,  暖房 ,  冷房 ,  エネルギー貯蔵 ,  エネルギー移動 ,  熱伝達 ,  ボイラ ,  冷却器 ,  冷凍機 ,  エネルギー消費 ,  損益分岐点 ,  二酸化炭素 ,  ヒートポンプ ,  経済学
準シソーラス用語： *エネルギーネットワーク ,  エネルギー伝達 ,  チラー ,  *収益性 ,  *地方エネルギー ,  熱経済

分類 (2件)： エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： CO2 ,  地方エネルギー ,  収益性 ,  展望