文献

J-GLOBAL ID：201502221386373449   整理番号：15A0909634

腫瘍細胞に対するアプタマ官能化ZnOナノ粒子の光触媒と化学治療効果の協調的増強

Synergistically enhanced photocatalytic and chemotherapeutic effects of aptamer-functionalized ZnO nanoparticles towards cancer cells

著者 (10件)： HAN Zhou (Key Lab. of Cluster Sci. of Ministry of Education and School of Physics, Beijing Inst. of Technol., Beijing 100081 ...) ,  WANG Xinhuan ,  HENG Chenglin ,  HAN Qiusen ,  CAI Shuanfei ,  LI Jingying ,  QI Cui ,  LIANG Wei ,  YANG Rong ,  WANG Chen
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 33  ページ： 21576-21582  発行年： 2015年09月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 今日,世界で生命の最大の脅威となる疾病の一つが腫瘍である。通常の腫瘍治療は手術,化学および放射線治療を含めて効果が限定され副作用が大きい欠点をもつ。新しい治療法の開発が必要である。本報はターゲット化した光触媒と化学治療を複合化した多官能性ドラッグデリバリープラットホームを検討した。アプタマ官能化ZnOナノ粒子(NP)の合成に成功した。アプタマ-ZnOナノ粒子系に抗癌薬を担持した。in vitro細胞毒性試験から複合治療は光触媒および化学治療の単独に比べて腫瘍細胞の死滅速度が高いことを示した。さらにアプタマ官能化は腫瘍細胞中にナノ粒子の蓄積を顕著に増大でき,優れた治療効果をもたらした。本結果はアプタマ官能化半導体ナノ粒子が抗腫瘍性のターゲット化光触媒および化学治療の開発における可能性をもつと示唆した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *腫瘍細胞 ,  *ターゲティング ,  *核酸 ,  官能化 ,  *酸化亜鉛 ,  ナノ粒子 ,  *光触媒 ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  *抗腫瘍薬 ,  in vitro実験 ,  細胞毒性 ,  エンドサイトーシス ,  透過型電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  赤外吸収スペクトル ,  紫外線照射 ,  蛍光スペクトル ,  脂肪族アミン ,  有機ケイ素化合物 ,  第一アミン ,  アミノ糖 ,  キノン ,  配糖体 ,  多価フェノール ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  *アプタマー ,  *抗癌薬 ,  細胞内取込

分類 (4件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (2件)： (3-アミノプロピル)トリエトキシシラン ,  ドキソルビシン

タイトルに関連する用語 (9件)： 腫瘍細胞 ,  アプタマ ,  官能化 ,  ZnOナノ粒子 ,  光触媒 ,  化学 ,  治療効果 ,  協調 ,  増強