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J-GLOBAL ID:201502221389741821   整理番号:15A0804590

水溶性の抱合ポリチオフェンを用いるBRCA1とTB4 DNA配列の高感度かつ蛍光ターンオン検出

Sensitive and fluorescence “turn-on” detection of BRCA1 and TB4 DNA sequences using water-soluble conjugated polythiophenes
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 14  ページ: 5814-5819  発行年: 2015年07月21日 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(3-[(S)-5-アミノ-5-カルボキシル-3-オキサペンチル]-2,5-チオフェニレン塩酸)(POWT)を用いるBRCA1とTB4 DNA配列を検出する目的で,生体適合性で無標識かつ高感度な蛍光ターンオン法を設計した。溶液中のPOWTの蛍光強度は,BRCA1あるいはTB4 DNA配列を添加することで効率良く消光した。消光効率を求めるためにStern-Volmer等式を用い,LOD値を求めた。相補的なssDNAを添加後に蛍光は初期の強度に回復したが,1~3のミスマッチの塩基の配列では回復しなかった。本蛍光プローブの感度を改良する目的で,バッファーのpH及びバッファー組成の影響について系統的に調べた。BRCA1 DNA配列にとって,KSV(Stern-Volmer定数)及びLODは,各々8.254×109M-1,2.231×10-12Mであった。TB4DNA配列に対してのKSV及びLODは,各々6.924×109M-1,2.659×10-12Mであった。更にこれら2つのDNA配列検出の定量直線範囲は1×10-11Mから5×10-11Mであり,両方の配列に対する消光効果のための応答時間は10分以下であった。良好な生体適合性,高感度,迅速な応答時間と回復速度を有するので,セリン官能化POWTはBRCA1 DNA配列及びDNA配列並びにこれらの変異体を検出するための候補になる可能性が示唆された。更に乳癌あるいは卵巣腫瘍の臨床診断への応用の可能性を有した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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核酸一般  ,  分析機器  ,  分光分析 

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