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J-GLOBAL ID:201502221411385309   整理番号:15A1171288

原子固体状態エネルギー尺度 酸化状態における一般性と周期的傾向

Atomic solid state energy scale: Universality and periodic trends in oxidation state
著者 (6件):
資料名:
巻: 231  ページ: 138-144  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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原子固体状態エネルギー(SSE)尺度は,電子親和性(EA)とイオン化ポテンシャル(IP) 対 バンドギャップ(EG)のプロットから生じる。SSEは構成成分として特定原子を持つ2成分無機化合物における所与原子で,平均EA(カチオン)や平均IP(アニオン)を評価することにより推定できる。物理的に,SSEは真空レベルを標準にする実験誘導フロンティア軌道エネルギーである。その独創的定式化では,69の2成分閉殻無機半導体や絶縁体がデータベースとして用いられ,40の元素のSSE推定値を提供した。本報では,追加92化合物で,EAとIP 対 EGをプロットし,周期律表のs-,p-,d-,f-ブロックからの全64元素のSSE推定値を生成した。追加的に,酸化状態への依存性を説明するようにSSEを精密化した。SSEデータベース内の多くのカチオンは,単一酸化状態で生じると分ったが,データは,一つ以上の酸化状態における9つのd-ブロック遷移金属と一つのp-ブロック主族金属で利用できる。SSEは,より高い酸化状態でエネルギー的により深い。SSEデータベース内の2つのp-ブロック主族非金属は,カチオンやアニオンとして機能するように,正負両酸化状態で存在すると分った。多くのカチオンのSSEは,真空レベルの面から-4.5eV以上に位置し,全アニオンのSSEは,それ以下に位置する。それ故,水素ドナー/アクセプタイオン化エネルギーε(+/-)と等しいか,標準水素電極エネルギーと等しいエネルギー-4.5eVは,固体状態の化学結合エネルギーの絶対エネルギー標準と考えられる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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原子の性質  ,  物理化学一般  ,  無機化合物一般及び元素 

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