抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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知多工場では,製鋼プロセスの整流化および電気炉の省エネルギー化を目的に,製鋼革新合理化工事を行った。本稿では,製鋼用電気炉では世界で初めて実装された炉体旋回装置について説明する。炉体旋回装置は不均一溶解を解消するために設けられており,炉体を回転させることでホットスポットとコールドスポットの入れ替えを行う。ベアリング式旋回機構の配置と安定操業のための配慮,および旋回動作の流れを説明した。実装業での実績では,従来炉に比べて炉壁抜熱ロス率は平均で7.8%低減し,通電時間は約5.2%の短縮,電力原単位も約4.9%低減した。