抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,実際に起きた言語的相互行為の録音をデータとし,日本語の間投詞「ほら」の相互行為上の働きを記述する。指示活動,同意要求とそれに対する反応,及びカーレースの実況中継における予想-検証活動という3つの異なる文脈において,「ほら」がどのように用いられているかを事例分析する。分析の結果,「ほら」は,受け手が話者から独立して,特定の対象にアクセス可能であることを示す,という働きを担っていることが分かった。(著者抄録)