文献
J-GLOBAL ID:201502221435807298   整理番号:15A1356891

パタゴニア沿岸水域の中緯度環境の堆積物と二枚貝中のブチルすず,多環芳香族炭化水素類,有機塩素系殺虫剤及びポリ塩化ビフェニル

Butyltins, polyaromatic hydrocarbons, organochlorine pesticides, and polychlorinated biphenyls in sediments and bivalve mollusks in a mid-latitude environment from the Patagonian coastal zone
著者 (8件):
資料名:
巻: 34  号: 12  ページ: 2750-2763  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
汚染源からはかなり離れているパタゴニア沿岸の中緯度環境においてブチルすず(BTs),多環芳香族炭化水素(PAHs),有機塩素系殺虫剤(OCPs)及びポリ塩化ビフェニル(PCBs)を調査した。表層堆積物で検出したBTs濃度(検出限界以下~166.5ng Sn/g乾燥重量)及び二枚貝のBTs濃度(29.4~206.0ng Sn/g乾燥重量)から底質堆積物再懸濁による生物蓄積プロセスを示唆した。一方湾港そばで収集した腹足類Pareuthria plumbeaにおけるインポセックスの発生率はたった15%であった。堆積物及び二枚貝の炭化水素汚染は低くΣPAHs(16)はそれぞれ検出限界以下~94.9ng/g乾燥重量及び検出限界以下~54.9ng/g乾燥重量であった。これらの値は汚染源から離れている場所に典型的なもので,堆積物と二枚貝では異なる組成パターンを示した。しかし堆積物のいくつかのPAHsの濃度は閾値効果濃度を超えていることが分かった。平均してΣPCBは堆積物で0.57±0.88ng/g乾燥重量,二枚貝で0.41±0.26ng/g乾燥重量で堆積物質ガイドラインを超えるものではなかった。堆積物中のΣOCPsの平均値は0.53±0.34ng/g乾燥重量で二枚貝では検出限界以下~0.22ng/g乾燥重量であり,異なるパターンを示していたが,これはPAHsで見出したように異なる蓄積経路でることを示唆するものである。PAHsについては別々の汚染源と大気性汚染源の双方が考えられるが,有機塩素化合物の汚染は明らかに全球的大気輸送に関連していた。これはこの試験地域において,OCPsとPCBsの南方地帯への移動の間にそれらの持続的なもしくは一時的な沈着が起きていることを示すものである。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  農薬  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る