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J-GLOBAL ID:201502221451424234   整理番号:15A0810386

コヒーシン:CTCFとコヒーシンの結合部位はがんにおいて高頻度に変異している

CTCF/cohesin-binding sites are frequently mutated in cancer
著者 (24件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 818-821  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コヒーシンは,ほぼ全ての活性型エンハンサー領域に存在し,転写因子と共存する。さらにコヒーシンは,多くの場合,ゲノムの安定性や発現,エピジェネティクスによる恒常性に影響を及ぼすCTCF(CCCTC結合性因子)と同じ位置に局在している。がんの場合に,コヒーシンのサブユニットに変異が生じていることは知られていたが,CTCFとコヒーシンの結合部位(CBS)のDNA変異については調べられていなかった。本論文では,がんにおいてCBSに高頻度で生じている変異が,主にAT塩基対に起こった変異であるという変異シグネチャー(変異スペクトラム)を示すことを報告する。大腸がん(CRC)の213の検体に対する全ゲノム配列解読データとクロマチン免疫沈降塩基配列解読(ChIP-exo)データを統合し,CBSに高頻度で生じている点変異を同定した。これに対して,DNAポリメラーゼε(POLE)の機能異常によって変異超誘発性となっているCRCにおいては,CBSおよびその近傍に生じる変異は有意に少なかった。公表されているデータの解析から,複数の種類のがんでCBS変異が蓄積されていることが明らかになった。CBSは,がんゲノムの非コード領域における主要な変異ホットスポットである。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  発癌機序・因子 

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