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J-GLOBAL ID:201502221453757842   整理番号:15A0785368

個別の律動的な動作を生成するための生理学的モジュール:EMG信号の成分分析

Physiological modules for generating discrete and rhythmic movements: component analysis of EMG signals
著者 (10件):
資料名:
巻: 2015  号: Jan  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7036A  ISSN: 1662-5188  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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神経科学における中心的課題は,神経系がいかにして手書きといった複雑な動作を実現するために必要とされる時空間的指令を生成するのかということである。重要な仮定は,中枢神経系(CNS)が,より単純な運動基本または制御モジュールにより複雑な動作を構築するということである。本研究において著者らは,異なるタイプの動作を行っている際の筋肉活動性の発生の基盤をなす制御モジュールを調べた。その動作とはすなわち,8つの異なる方向における別個のポイント間動作,ならびに正向,直立および90°回転した連続8の字動作である。バイオメカニカルな拘束の影響を検証するため,動作は,肩関節の2つの異なる基準的屈曲/外転姿勢に一致する前方-平行または矢状面において行われた。全ての事例において著者らは,上肢キネマティクス,および肩関節周囲で動く異なった7つの筋肉の表面筋電図(EMG)信号を測定した。最初に著者らは,動作間主成分に関するEMG信号の主成分分析(PCA)を行った。著者らは各肩関節位置で行われた動作に由来するPCsの間および文字形状の異なる方向付けに関連した主成分間での体系的な相違を検出可能であったが,動作タイプと動作平面全体における筋肉分類の首尾一貫したパターンを驚きとともに見出した。予期しなかったこととして著者らは,8の字動作とポイント間動作との間に体系的な相違を見出せなかった。最初の3主成分が,相互的な活性化の2つのパターンに加え,7つ全ての筋肉の相対的な共拘束と関連付けることが可能であった。これらの結果により著者らは,8の字のような”個別の律動的動作”と個別のポイント間の両方が,3つの異なる基本モジュールにより構築される可能性があると推測する。すなわち,そのうちの一つは動作の時間スパン全体での上肢インピーダンスを制御し,また他の二つは垂直方向と水平方向に沿った動作を生成する2つのモジュールから構成されていると考えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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筋肉・運動系一般  ,  生体計測 
タイトルに関連する用語 (4件):
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