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J-GLOBAL ID:201502221464870330   整理番号:15A1187376

対称性フルオレン系ヤヌスジオン誘導体の光物理と数値計算解析

Photophysical and Computational Analysis of a Symmetrical Fluorene-Based Janus Dione Derivative
著者 (7件):
資料名:
巻: 119  号: 36  ページ: 21053-21059  発行年: 2015年09月10日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2光子吸収(2PA)現象は,化学,生物から光学や工学に至るまで様々な分野で注目を集めている。フルオレニルアルデヒドとテトラオンCの2当量の縮合反応によって,新しいヤヌスジオンベース2光子吸収染料を合成した。この染料の蛍光信号はトルエン溶液のみに観察され,量子収率0.70で強かった。より極性の溶媒中において蛍光の不在は,励起状態の双極子を収容する溶媒分子の再配列が,効率的な内部転換を容易にするための励起エネルギーを差し引き,あらゆる放射過程を嫌うことを示唆している。合成した染料の2PA測定はトルエン溶液中で行った。2PAの最大値は,スクアライン色素と同様に,より短い波長で発生するという予想に反し,ピークは浅色シフトしたが,線形吸収スペクトルとの合理的な一致を示した。測定した2PAスペクトルが予想外の結果を示したのにも係らず,TD-DFT計算から遷移の性質と起源を明らかにした。HOMOとHOMO-1の縮退とそれらの対立する対称性は,主線形吸収帯の波長の2倍に近い2光子励起を可能にした。
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分類 (2件):
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その他の炭素縮合三環化合物  ,  有機化合物の可視・紫外スペクトル(分子) 
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