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J-GLOBAL ID：201502221630342304   整理番号：15A0247163

その場Raman分光法により調べた高密度ポリエチレンの変形機構

Deformation mechanism of high-density polyethylene probed by in situ Raman spectroscopy

著者 (4件)： KIDA Takumitsu (Dep. of Chemical and Materials Sci., Kanazawa Univ., Kakuma Campus, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  OKU Tatsuya (Dep. of Chemical and Materials Sci., Kanazawa Univ., Kakuma Campus, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  HIEJIMA Yusuke (Dep. of Chemical and Materials Sci., Kanazawa Univ., Kakuma Campus, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  NITTA Koh-hei (Dep. of Chemical and Materials Sci., Kanazawa Univ., Kakuma Campus, Kanazawa 920-1192, JPN)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 58  ページ： 88-95  発行年： 2015年02月10日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一軸延伸下での高密度ポリエチレンの微視的機構をその場Raman分光法を用いて研究した。対称および非対称C-C伸縮モードのピークシフトから,降伏領域における重合体鎖の負荷分散は鎖に沿った延伸および鎖に垂直な圧縮を有する異方性であることが分かった。配向関数(<P₂>および<P₄>)と同様に配向分布関数(N(θ))を偏光Ramanスペクトルから決定した。冷延伸を用いた分子配向はより低い結晶度の試料の場合により効果的に進行することが分かった。降伏領域において,また,N(θ)は極角θ=30~70°で最大値を有することも分かった。微視的規模でのこの特異な挙動について,球晶の優先崩壊および嵩高い移動単位としてラメラクラスタの存在により説明した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高密度ポリエチレン ,  *Raman分光法 ,  圧縮 ,  *分子配向 ,  分布関数 ,  冷延伸 ,  結晶度 ,  降伏 ,  変形 ,  機械的性質 ,  機構 ,  一軸延伸 ,  性質

分類 (2件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (2件)： Raman分光法 ,  高密度ポリエチレン