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J-GLOBAL ID：201502221685490434   整理番号：15A0272761

メタラシラベンゼンにおける予期しない1,2-移行:ケイ素の磁気抵抗がπ結合に関与する理論的証拠

Unexpected 1,2-Migration in Metallasilabenzenes: Theoretical Evidence for Reluctance of Silicon to Participate in π Bonding

著者 (2件)： HUANG Ying (State Key Lab. of Physical Chemistry of Solid Surfaces, Fujian Provincial Key Lab. of Theoretical and Computational ...) ,  ZHU Jun
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 10  号： 2  ページ： 405-410  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数法計算を実施してメタラシラベンゼンにおける1,2-移行を研究した。結果は,メタラシラベンゼンにおける塩化物移行が非芳香族同族体における芳香族性損失の故に不都合であることを示唆した。対照的に,メタラシラベンゼンにおけるこのような移行が,π結合に関与するケイ素の磁気抵抗にとって好都合であった。メタラシラベンゼンにおける水素化物及びメチル基の金属中心からケイ素原子への移行も可能であることが計算できた。加えて,πドナー配位子及び第三周期金属は,メタラシラベンゼンを安定化できた。このように,このような移行は,熱力学的に及び動力学的に好都合でなくなった。これらの発見は,合成化学者が最初のメタラシラベンゼンを実現するのに役立つ。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 磁気抵抗 ,  ケイ素 ,  密度汎関数法 ,  芳香族化合物 ,  塩化物 ,  水素化物 ,  第三周期元素 ,  配位子 ,  *ケイ素化合物 ,  配位化合物 ,  化合物 ,  移動 ,  化学結合 ,  反芳香族性 ,  芳香族性 ,  アルキル基 ,  安定化 ,  熱力学 ,  動力学
準シソーラス用語： パイ結合 ,  *メタラシラベンゼン ,  メチル基 ,  金属化合物

分類 (1件)： 有機けい素化合物  (CF08030C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 予期 ,  移行 ,  ケイ素 ,  磁気抵抗 ,  π結合 ,  理論 ,  証拠