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J-GLOBAL ID:201502221851161401   整理番号:15A0596855

ゴム粒子に局在し,ゴム生合成を促進するTaraxacum brevicorniculatumゴム伸長因子蛋白質の同定

Identification of a Taraxacum brevicorniculatum rubber elongation factor protein that is localized on rubber particles and promotes rubber biosynthesis
著者 (5件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 609-620  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Taraxacum brevicorniculatumでゴム生合成に必要とされる2種類の蛋白質ファミリーを最近特徴づけた。すなわち,それはシス-プレニル基転移酵素(TbCPTs)と小型のゴム粒子蛋白質(TbSRPPs)である。後者が,ゴム粒子における最も豊かな蛋白質であること示される。その場所で,ゴム生合成が起こる。ここで,ゴム粒子蛋白質を分析するために,著者らは質量分析の使用によってT.brevicorniculatumゴム伸長因子(TbREF)と称される蛋白質を同定した。TbREFはTbSRPPsに対して相同性であったが,そのファミリーに対して変則的である分子量を持った。そのプロモーターが乳管で活性化することを示して,蛋白質自体はゴム粒子表面に局在化した。RNA干渉よって生じたTbREF-サイレンシング植物において,ゴム含有量は著しく減少した。それは,ラテックスにおけるTbCPT蛋白質レベルの低下とTbCPT活性の低下と相関した。しかし,TbREFサイレンシングよってゴムの分子量に影響しなかった。TbREF-サイレンシング植物から分離されたゴム粒子コロイド安定性も不変だった。TbREF除去がTbSRPPsの豊度に影響しなかったので,これは驚くべきことではなかった。それは,ゴム粒子安定性のために必要とされた。著者らの調査結果から,TbREFがT.brevicorniculatumにおけるゴム生合成機械の重要成分であり,ゴム粒子生合成で役割を果たして,ゴム産生に影響する可能性があることを示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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遺伝子発現  ,  植物の生化学 

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