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J-GLOBAL ID:201502221897290320   整理番号:15A0529796

無極性媒体中の鉱物酸化物の帯電に及ぼす界面活性剤の親水性-親油性バランス(HLB)値の影響

Effect of surfactant hydrophile-lipophile balance (HLB) value on mineral oxide charging in apolar media
著者 (2件):
資料名:
巻: 449  ページ: 192-197  発行年: 2015年07月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,無極性媒体中に分散した粒子を帯電させる界面活性剤逆ミセルの能力に対する界面活性剤の親水性-親油性バランス価の役割を調べたもので,粒子電荷を最大にしようとする数多くの研究に動機づけられた研究である。これまでの研究により界面活性剤濃度及び微量の水とともに粒子と界面活性剤の相対的酸-塩基特性が粒子帯電に大きな役割を果たすことが明らかになっている。しかしながら,界面活性剤が逆ミセルの中で電荷を安定化する能力はまた粒子表面に電荷を作る重要な側面である。界面活性剤のHLB値が逆ミセルの極性コアのサイズ評価において重要な因子であり,それによって,伝導度により決められたようにバルク溶液中に生成する全電荷に影響することがこれまでに明らかになっている。この研究においては,この理論を粒子の帯電に対する影響を調べることまで広げた。これを達成するために,Span20,Span80,あるいはSpan85を含むIsopar-L中に分散した一連の鉱物酸化物の電気泳動移動度を求めた。これら3つの界面活性剤すべてが同一のヘッド基化学を有するが,HLB値は1.8から8.6の間にわたる。粒子の電気泳動移動度の最大の実測値が付随する界面活性剤のHLBに直接的に対応していないことがわかった。このことは電荷を安定化する界面活性剤の能力と粒子に電荷を付与する能力間の直接的相関性が存在することを示している。しかしながら,最もHLBの大きな界面活性剤であるSpan20は,より高い界面活性剤濃度での大量の電荷遮蔽または中和を示した。このことは無極性系中の粒子電荷を最大にすることに対する最も大きな障害の一つとして残る粒子の帯電とミセル-ミセルの帯電間の競争を強調している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ミセル  ,  固-液界面  ,  その他の洗浄剤 

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