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J-GLOBAL ID:201502221944759277   整理番号:15A0336470

南極の氷結しない地域でのポリ塩素化ビフェニル(PCBs)とポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDEs):湖と土壌への局所汚染源の影響

Polychlorinated biphenyls (PCBs) and polybrominated diphenyl ethers (PBDEs) in Antarctic ice-free areas: Influence of local sources on lakes and soils
著者 (9件):
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巻: 120  ページ: 26-33  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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南極は,原初的な生態系と通常考えられるが,主に長距離の大気輸送(LRAT)によって駆動される残留性有機汚染物質(POPs)によって影響される。しかし,ヒトや野生生物の活動などの局所的汚染源も局地的規模で汚染された地点の汚染に寄与する。珍しい湖が特定される南極の氷結しない地域は,このような汚染源によって影響される。本研究で筆者らは,イタリアの南極研究基地Mario Zucchelli近くの土壌試料と北ビクトリアランドの6ケ所の湖の水試料中のポリ塩素化ビフェニル(non-Aroclor CB-11を含むPCBs)とポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDEs)定量をした。定量は,ガスクロマトグラフィー(GC)を低分解能質量分析と高分解能質量分析(LRMS,HRMS)の両方に組み合わせて行った。湖中のPOP濃度は,距離の違いにもかかわらず,その地域で低くかなり類似したΣPCBsの濃度を水中で46~143pgL-1,堆積物中で10~634pgg-1の範囲でもたらす一方,ΣPBDEsの濃度を水中で60~151pgL-1,堆積物中で193~1682pgg-1でもたらした。湖は,融雪季中の水中の制限増幅現象を示した。基地近辺での土壌中のPBDEsは,33ngg-1の濃度に達する結果を与えた。PCBsとPBDEsは,南極の北ビクトリアランドの氷結しない地域で測定した。湖水の季節的生成を調べた。POPsの海鳥とヒトの活動の局所的汚染源としての役割を検討した。研究基地近辺のPBDEsは,バックグランドの地域よりも顕著に高かった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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その他の汚染原因物質 

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