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J-GLOBAL ID:201502222037362168   整理番号:15A0472022

局所的な陸上生物多様性に対する土地利用の全球的影響

Global effects of land use on local terrestrial biodiversity
著者 (40件):
資料名:
巻: 520  号: 7545  ページ: 45-50  発行年: 2015年04月02日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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人間活動,特に生息地の転換や破壊は,生物多様性の全球的な低下を引き起こしている。局所的な生態群集がこうした変化にどのように応答しているのかはあまり明らかになっておらず,このことは,生態系のさまざまな機能やサービスに対する局所的生態群集の重要性を考えたときの懸念材料となっている。我々は,地理的および分類学的にかつてないほど広範囲の陸上群集データベースを分析し,土地利用とそれに関連する変化に対する局所的な生物多様性の応答を定量化した。本論文では,最も悪影響を受けた生息地において,こうした圧力がサンプル内の種数を平均76.5%,総個体数を39.5%,レアファクション解析に基づく種数を40.3%減少させていることを明らかにする。全球的には,こうした圧力によってすでに,サンプル内の平均種数が13.6%,総個体数が10.7%,レアファクション解析に基づく種数が8.1%とそれぞれ少しずつ減少していると見積もられ,これらの変化には空間的に著しいばらつきが見られる。土地利用の現状推移(BAU)シナリオの下では,さらに急速な多様性喪失が予測され,サンプル内の種数は2100年には全球でさらに3.4%減少する見通しであり,喪失は生物多様性が高くて経済的には貧しい国々に集中することになる。強力な緩和策を取とれば,生物多様性に大きなプラスの変化をもたらすことができ(平均増加率は1.9%にもなる),これらの変化に各国の社会経済的状態はあまり強く関係しない。Copyright Nature Publishing Group 2015
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