文献
J-GLOBAL ID:201502222885315862   整理番号:14A1330458

内視鏡的粘膜下層切開剥離術誘発潰瘍のためのレバミピドによる治療の有効性

Efficacy of treatment with rebamipide for endoscopic submucosal dissection-induced ulcers
著者 (7件):
資料名:
巻: 19  号: 34  ページ: 5706-5712  発行年: 2013年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】プロトンポンプ阻害薬(PPI)かレバミピドによって治療した内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)誘発潰瘍の治癒率を,前向きに比較する。【方法】著者等は,ESDを受けた90人の早期胃癌患者を調査した。すべての患者は,ランソプラゾール(30mg/日,5日)の経口投与に続き,2日間12時間ごとにPPIランソプラゾール(20mg)の静脈内注入を実施された。治療の7日後,患者は2群にランダムに割り当てられて,ランソプラゾール(30mg/日経口,n=45;PPI群)またはレバミピド,(300mg経口,1日3回;n=45;レバミピド群)いずれかを受けた。ESDの後の4と8週で,2群の潰瘍治療効果を,比較した。【結果】顕著な差異は,2群の間で患者の年齢,原疾患,癌腫位置,Helicobacter pylori感染率またはESD誘発潰瘍サイズにおいて示さなかった。4と8週で,ESD誘発潰瘍の治癒率は,PPI処置およびレバミピド処置患者において類似であった(4週:PPI,27.2%;レバミピド,33.3%;P=0.5341;8週:PPI(90.9%);レバミピド(93.3%);P=0.6710)。8週で,潰よう治癒に続く肉芽組織病変の率は,レバミピド処置群(0.0%;P=0.0103)においてよりPPI処置群(13.6%)において,著しく高かった。潰瘍関連症状は,8週で2つの処置群において類似であった。PPIによる8週処置の処方費用は,レバミピドの10945円対4889円であった。薬のための潰瘍出血または合併症は,いずれの治療群においても観察されなかった。【結語】ESD誘発潰瘍の治癒率は,レバミピドまたはPPI処置で類似であった。しかしながら,レバミピド処置はより費用効果がよくて,潰よう治癒後の肉芽組織病変を防止した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の医学一般  ,  消化器の腫よう 

前のページに戻る