抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サツマイモゾウムシEuscepes Postfasciatusは,サツマイモに最も被害を及ぼす害虫で,現在防除には合成防虫剤を使っている。筆者らはサツマイモの33栽培品種を選び,それぞれの塊根に100匹のE.Postfasciatus成虫を放ち,5日後に生き残っている親成虫を数え,取り除いた。更に塊根を25°Cに保持し,新しく発生した成虫を数えた。塊根の単位重量当たりの親成虫数および発生した成虫数の違いから,サツマイモを5つのグループに別けることができた。続いて実験では,16栽培種の塊根にE.Postfasciatusのたまごを植え付けた。サツマイモが含まれるグループの違いにより,E.Postfasciatusの成長が違うことが示された。この研究は現在も継続して行われている。