抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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山口県下には,楼門と翼廊ともに板床を張った楼拝殿と呼ばれる形式の拝殿の存在が以前から指摘されている。本研究では,調査域を山口県周南市内に限定し,小規模な神社も含めて楼拝殿について,平面規模や構造的特徴について再考し,周南市下の11件の楼拝殿の特徴を明らかにした。調査の結果,江戸後期から明治初期頃には既に楼拝殿の形式が確立している。構造的には八幡宮は楼造,神社は楼造風である。機能面では拝殿として使われていることが推測できた。