文献

J-GLOBAL ID：201502224205831570   整理番号：15A0400810

サーチュインを標的とする抗癌剤

Anticancer Agents Targeted to Sirtuins

著者 (6件)： KOZAKO Tomohiro (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  SUZUKI Takayoshi (Kyoto Prefectural Univ. Medicine, Kyoto, JPN) ,  YOSHIMITSU Makoto (Kagoshima Univ. Hospital, Kagoshima, JPN) ,  ARIMA Naomichi (Kagoshima Univ. Hospital, Kagoshima, JPN) ,  HONDA Shin-ichiro (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  SOEDA Shinji (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 19  号： 12  ページ： 20295-20313 (WEB ONLY)  発行年： 2014年12月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サーチュインは,7つのアイソフォーム(SIRT1~7)があるニコチンアミド/アデニン/ジヌクレオチド+-依存的デアセチラーゼである。サーチュイン活性は,遺伝子発現,寿命の延長,神経変性および老人性障害と関連する。多数の研究は,サーチュインが,特定のシグナル伝達経路または特異的な癌を標的にすることで,老化防止と腫瘍形成の両方に関してたいへん重要なものとなることを示唆した。最近の研究ではサーチュインを調整する小さい化合物を特定し,これらの調節因子によってサーチュインの生体機能と分子機構の理解を深めることができた。本レビューは,癌治療標的に対するサーチュイン,特にSIRT1とSIRT2の可能性を強調して,癌予防と治療でのサーチュイン調節因子の治療的な可能性に注目した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ADPリボシルトランスフェラーゼ ,  *ヒストンデアセチラーゼ ,  *タンパク質 ,  *ターゲティング ,  抗腫瘍薬 ,  遺伝子発現 ,  寿命延長 ,  神経系疾患 ,  老化 ,  *経路 ,  予防医学 ,  機能 ,  機構 ,  *腫瘍 ,  *予防 ,  *治療法 ,  *腫瘤形成 ,  *サーチュイン ,  *シグナル伝達経路 ,  生体機能 ,  分子機構 ,  *サーチュイン1 ,  *サーチュイン2 ,  *シグナル伝達 ,  *蛋白質ターゲティング ,  アンチエイジング医学 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  *腫瘤形成【tumorigenesis】 ,  *蛋白質標的 ,  神経変性 ,  *腫瘍標的 ,  老化防止

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： サーチュイン ,  標的 ,  抗癌剤