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J-GLOBAL ID:201502224509327909   整理番号:15A0540849

動機づけと達成度を保証するためのプログラミング入門科目の設計

Design of an Introductory Programming Course Assuring Motivation and Mastery
著者 (3件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 16-24 (WEB ONLY)  発行年: 2014年01月15日 
JST資料番号: U0452A  ISSN: 1882-7764  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,プログラミング入門科目の新しい構成法について述べる。プログラミングの導入科目のように,それまで経験のない事柄を新たに学生に積極的に取り組ませるには,動機づけが欠かせない。動機づけには,学生が興味を持つ題材を演習に取り上げるのが効果的である。しかし,コンピュータ科学の応用範囲の拡大にともない,学生の興味は多岐にわたっている。このような状況をふまえ,本論文では,仮想小クラス制(VSC:Virtual Small Group Class)を提案する。VSCとは,現実の様々な適用範囲に対応して,学生が各自の興味ごとに異なるプログラミング課題を選択して挑戦できるようにするしくみである。一方で,このように学生の選択の自由度を増すと,選択によって学生の練度にばらつきが生じるおそれがある。そこで,最低限の練度を担保するためのしくみとして,認定試験(MT:Mastery Test)を提案する。MTは期末試験とは別に行う試験である。筆者らは,2010年度から所属する理系の情報系学部向けに,提案手法に基づくプログラミング入門科目の再構成に着手した。本論文では,VSCとMTを含むカリキュラムの構成法について述べ,さらに筆者らの取り組みと,それを通してVSCによって学生を動機づけされたこと,またMTによって最低限の学力が担保できたことを示す。(著者抄録)
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分類 (1件):
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技術教育 
引用文献 (9件):
  • 情報処理学会:情報専門学科におけるカリキュラム標準 J07,入手先〈http://www.ipsj.or.jp/12kyoiku/J07/J0720090407.html>(参照2013-03-18).
  • Gagne, R.M., Wager, W.W., Golas, K.C. and Keller, J.M.: Principles of Instructional Design (5th ed.), Wadsworth/ Thomson Learning, Belmont, CA.鈴木克明,岩崎信(監訳):インストラクショナルデザインの原理,北大路書房(2007).
  • Sedgewick, R. and Wayne, K.: Introduction to Programming in Java: An Interdisciplinary Approach, Pearson Addison-Wesley, Boston (2008).
  • 横山輝明:サイバー大学における演習講義の取り組み,JAVAプログラミング演習事例報告,入手先 〈http://www.cyber-u.ac.jp/about/e-learning_research/0002/pdf/0002.08.pdf>(参照2013-07-09).
  • 三輪譲二:パソコンと携帯向きのWeb型試験システムを用いた専門科目の到達度評価,日本教育工学会研究報告集,Vol.2008,No.2,pp.111-116(2008).
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