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J-GLOBAL ID：201502224948990010   整理番号：15A0264944

水中におけるポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)の溶解挙動に及ぼす濃度効果

Concentration effect on aggregation and dissolution behavior of poly(N-isopropylacrylamide) in water

著者 (4件)： YAN Yongbin (Hubei Key Lab. of Biomass-Resource Chemistry and Environmental Biotechnology, Hubei Engineering Univ., Xiaogan ...) ,  HUANG Lianghui ,  ZHANG Quan ,  ZHOU Hu
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 132  号： 12  ページ： ROMBUNNO.41669  発行年： 2015年03月20日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水中におけるポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)の溶解挙動に及ぼす濃度効果について検討した。異なった相挙動を持つ3種の濃度領域を示差走査熱量測定(DSC)によって特定した。更に光学,光散乱及びレオロジー特性を調べた結果,異なった領域の出現は下限臨界溶解温度(LCST)以下での溶液構造に対応しており,領域Iでは自由鎖と小型クラスタ,領域IIでは大型クラスタ,領域IIIではスポンジ状固体として存在することが分かった。LCST以下における各種溶液構造に対応してLCST以上での相分離構造も異なり,領域Iではコロイド粒子,領域IIでは大沈殿,領域IIIではスポンジ状を呈し,重なりパラメータPによってよく理解出来た。各種相分離パターンはDSCによって観察された異なった再混合挙動による結果であった。本研究はPNIPAMベースヒドロゲルの膨潤及び崩壊挙動が相分離パターンの設計によって制御され,それによって高性能熱感受性材料の開発への道を開くものであることを示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリイソプロピルアクリルアミド ,  溶解 ,  *水溶液 ,  濃度依存性 ,  *溶液構造 ,  示差走査熱量測定 ,  光散乱 ,  レオロジー ,  臨界溶解温度 ,  *クラスタ形成 ,  多孔質体 ,  相分離 ,  コロイド ,  微粒子 ,  沈殿物 ,  ヒドロゲル ,  膨潤 ,  崩壊 ,  構造設計 ,  機能性高分子
準シソーラス用語： 濃度効果 ,  下限臨界溶解温度 ,  スポンジ ,  コロイド粒子 ,  重なり ,  *感熱性高分子

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  アクリル樹脂  (YH07110K) ,  非電解質水溶液  (CB05030V)

物質索引 (1件)： N-イソプロピルアクリルアミド

タイトルに関連する用語 (5件)： 水中 ,  N-イソプロピルアクリルアミド ,  溶解 ,  挙動 ,  濃度効果