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J-GLOBAL ID：201502225388282216   整理番号：15A0218475

減圧環境における上昇気泡の数値解析

著者 (2件)： 姫野武洋 (東大 大学院工学系研究科) ,  熊谷剛彦 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 鉄と鋼
巻： 101  号： 2  ページ： 109-116  発行年： 2015年02月01日 
JST資料番号： F0332A  ISSN： 0021-1575  CODEN： TEHAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼材の高純度化が進む中,さらに高効率な介在物除去装置を開発し運用するためには,その設計段階から,二次精錬設備内部における熱流動特性を定量的に予測する技術が求められ,気液界面を直接的に解像する数値解析法の確立が期待されている。本論文では,自由表面流解析手法であるCIP-LSMを用い,減圧液相内単一上昇気泡挙動の再現を試みた結果を報告する。最終的に気泡がSpherical-cap形状を呈するような場合について,実験で観察された気泡形状と終端速度,および,減圧環境での体積膨張を,数値解析でも概ね再現することができた。また,気液の密度比が5000倍を超える減圧環境においても,界面厚を排除した計算は安定に進行した。

シソーラス用語： 製鋼 ,  *二次製鋼 ,  純度 ,  減圧 ,  数値解析 ,  *流動解析 ,  *気泡 ,  計算流体力学 ,  計算機シミュレーション ,  気液界面 ,  表面流 ,  数値解法 ,  膨張 ,  RH法 ,  追跡 ,  体積率
準シソーラス用語： 高純度 ,  介在物除去 ,  上昇速度 ,  形状変化 ,  CFD【流体力学】 ,  自由表面流 ,  CIP法 ,  体積膨張 ,  界面追跡法 ,  VOF法

分類 (1件)： 製鋼  (WD01060A)

引用文献 (11件)：

• 1) T. Tatsuoka and K. Ito: CAMP-ISIJ, 7 (1994), 1100.
• 2) T. Yabe and E. Takei: J. Phys. Soc. Jpn., 57 (1988), 2598.
• 3) T. Kunugi: Computational Fluid Dynamics Journal, 9 (2000), No.1.
• 4) M. Sussman, P. Smereka and S. Osher: J. Comput. Phys., 114 (1994), 146.
• 5) T. Kumagai, Y. Kishimoto, O. Nakamura, T. Tagawa, T. Himeno and S. Shimazaki: Tetsu-to-Hagané, 101 (2015), 93.

タイトルに関連する用語 (4件)： 減圧 ,  環境 ,  気泡 ,  数値解析